タイに5〜20年滞在可能なタイランドエリート

タイランドエリートは、60万バーツ(約210万円)〜200万バーツ(約700万円)の入会費を支払うことで、5年〜20年のタイの長期滞在資格と入出国時の優遇などが得られるものです。

特典・出来る事・出来ないこと

タイランドエリートの入会費を支払うことで得られる主な特典・優遇措置は以下の通りです。

  • 5〜20年の長期滞在資格
    • 期限後、同じ金額を支払って再度の入会も可能です
  • 入出国時の優遇措置
    • ファストトラック(優先レーン)
    • リムジンでの送迎(会員種別によっては付いていない)
    • 空港ラウンジ
  • 銀行口座開設可能
    • 銀行口座とタイ国内の住所があれば証券口座も開設可能(タイランドエリートに限らず)
  • 年齢制限無し

一番大きいのは、当然ですが5〜20年の滞在資格が比較的安価に得られることでしょう。20年後に再度同じ金額を支払って、再び20年間(合計40年間)の滞在資格を得ることも出来ます。(20年後にまだ制度が残っていればの話ですが。)

タイランドエリートで出来ないこととしては、就労・就学があります。ただ、通常の手続きで就労ビザ・学生ビザを取得し、そちらに切り替える可能です。就労・学生ビザへ切り替えても、特典は継続して使用できるようです。

会員種別は全部で7つ

入会費は60万バーツ(約210万円)〜200万バーツ(約700万円)と書きましたが、タイランドエリートには全部で7つの会員種別があります。

これに関しては、以下の代理店のページがわかりやすくまとまっています。

タイランドエリートの会員の種類と入会費用

スパとかゴルフ、健康診断はお金を払っても大した金額では無いので、

  • 年数
  • 家族の有無

で種別を決めるのが良いと思います。

入会手続き

手続きの流れは以下の通りです。代理店経由で申し込みます。

  1. 申請書類をメールで提出
  2. タイ入国管理局で審査
  3. 審査完了後、入会金の支払い
  4. 入会完了。ウェルカムレターの到着
  5. ビザの申し込み
  6. ビザの受け取り。受け取り方法はいかのいずれか
    • 入国時にスワンナプーム空港で受け取り(※)
    • タイ国内の入国管理事務所での受け取り
    • 日本のタイ大使館で受け取り

※ 2021年5月現在、コロナのため、空港での受け取りはできません

ビザの受け取り以外は、日本で全て手続きが完結するのが嬉しいところです。

まとめ

タイランドエリートは、60万バーツ(約210万円)〜200万バーツ(約700万円)で5〜20年タイに滞在可能です。

海外に移住した人のうち、移住先に骨を埋める人というのはそこまで多くありません。いずれ日本に帰ってくるのであれば、永住権でなくても5〜20年滞在のタイランドエリートで十分という考え方も出来ます。

また、銀行口座も作成可能ですので、タイへの投資を考えている方にも良い選択肢だと思います。

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