ルールは年々厳しくなる事が多い

本サイトは海外移住に必要なビザ・ステータスの情報を主に扱っていますが、ビザ・ステータスの取得の条件などは年々厳しくなっています。「思い立ったら吉日」がまさに当てはまるかと思います。

また、海外生活に必要な銀行口座の作成なども年々厳しくなっていますので、こちらも欲しいと思ったら早めに作る事をオススメします。

ビザ・ステータス関連

コロナ後に条件が厳しくなることが予想されているもの

マレーシアの MM2H、フィリピンの SRRV などが、新型コロナの影響で2021年5月現在、新規の申請受付や発給を停止しています。

状況が落ち着いたら再開するものと思われますが、MM2H、SRRV 共に、申請再開時には条件などが厳しくなる可能性が高いと言われています。

値段が高くなったもの

条件は変わらないものの値段が高くなったものも多いです。

フィリピンの ASRV は、4年前と比べると全体として200万くらい高くなっています。以下、値段の変遷です。

  • 2017年8月以前: APECOプログラム参加料 $20,000 + ASRV取得手数料 50万円(ソース
  • 2020年8月以前: APECOプログラム参加料 $20,000 + ASRV取得手数料 150万円(ソース
  • 現在: APECOプログラム参加料 $30,000 + ASRV取得手数料 $18,000

タイランドエリートの「イージーアクセス」という種類のものも、2021年1月に50万バーツから60万バーツに値上げしています。

それ以外にも、(本サイトの対象外の話ではありますが)各国の投資家ビザで最低投資金額が引き上げられた例がいくつもあります。

ビザ・ステータス関連以外

金融関係

金融関係は、マネーロンダリング防止の観点から、年々ルールが厳しくなっています。

私は10年以上前にシンガポールに銀行口座を作ったのですが、その時は以下の2点で即日口座が開設できました。今ではあり得ないと思います。

  • 取引先のシンガポール人の紹介(紹介状か何か書いてもらったのか、その人に支店まで直接来てもらったのかは覚えてない・・・)
  • パスポート

法人設立

法人を設立し、その法人で働くためのビザを申請して海外移住するという方法も、本サイトで扱っています。

ただ、ペーパーカンパニーによるマネーロンダリング防止が主な目的でしょうが、各国で法人設立の際の審査が厳格化される傾向にあります。

法人の場合、大抵は維持費がかかるため、規則が厳しくなる前にとりあえず作っておくというのはなかなか難しいですが、作ろうかどうしようかなーと迷ってるのでしたら、今後は作りにくくなる可能性も考慮に入れて検討すると良いと思います。

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