条件が緩いパラグアイの永住権で、他の南米諸国へのドアを開く

パラグアイの永住権は取得の条件が緩く、約5,000ドル(約55万円)を銀行に預けるなどのいくつかの条件があるのみです。ジェトロのサイトにこんな記事があるくらいなので、本当にハードルが低い事は信じてもらえるかと思います。

永住ビザも取得のハードルは低い-パラグアイにおける会社設立(2)-(ブラジル、パラグアイ) | ビジネス短信 – ジェトロ

パラグアイは日本から遠く馴染みの薄い国ですが、永住権取得のメリットもあるので、今回説明します。

永住権概要

  • ID カードは10年間有効、更新可能
  • パラグアイの銀行に5,000ドル(約55万円)を預ける必要がある
    • 永住権取得後に、引き出し可能
  • 就労、就学可能
  • 滞在義務はあるが緩い
    • 3年間に1日以上滞在が必要、2年間海外にいるとダメ、といった非公式の情報があった
    • 公式の情報は見つからなかった(※)
  • 家族も同行可能

※ パラグアイ(や他の南米諸国)は、こうした情報が明記されていたとしても、実際にその通りに運用されずに担当者の裁量に任されていることが結構あります。よって、他国に滞在していたとしても、1年に一度くらいはパラグアイに行った方が良さそうです。

パラグアイ外務省のサイトにあった以下の英文 PDF に概要がまとまっています。

PERMANENT RESIDENCE (ACCORDING TO THE MIGRATION LAW No. 978/96)

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