アポスティーユについてあれこれ

ビザ・永住権の申請の際に、「アポスティーユ付きの書類」が必要な場合がありますが、アポスティーユとは何でしょうか。

アポスティーユとは?

アポスティーユの実物

百聞は一見にしかず。以下のようなものです。

住民票の上に、少し小さめの紙が貼ってありますが、それがアポスティーユ(apostille)です。

アポスティーユには

  • 公文書であること
  • 自治体によって署名・捺印がされていること
  • それを外務省が証明していること

などが記載されていて、アポスティーユと証明対象の文書(今回は住民票)に割り印がしてあります。

何のためのもの?

大雑把に言うと、外国に提出する日本の公文書(住民票、課税証明書など)が、「ちゃんとした公文書ですよ」と外務省が証明するものです。実は、そうした用途のものには、「公印確認」と「アポスティーユ」という2種類があります。詳しくは以下のページをご参照下さい。

公印確認・アポスティーユとは|外務省

ここに書かれている通り、アポスティーユは、ハーグ条約締結国に加盟している国に公文書を提出する際に必要となるもので、公印確認より手順が簡単です。

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MM2H の新条件で月収証明(約104万円)をクリアする方法

本サイトでも何回か触れましたが、MM2H の条件が変更になって再開することになり、関係者は大騒ぎになりました。

新条件などに関しては、以下のページをご参照下さい。

MM2H 変更のポイント

新条件は既存 MM2H の更新時にも適用される

変更のポイントとしては

  1. 申請の際に必要な金額が大幅に上がった
  2. 新規の申請だけで無く、既存の MM2H 保持者が更新する際にも新条件が適用される

という2点なのですが、特に2点目は、現在 MM2H でマレーシアに住んでいる人にとっては一大事です。

月収104万円以上(!)が必要になった

金額の条件が大きく変わったのですが、新条件の主なものは以下の通りです。

  • 必要な資産額: 1,500,000リンギット以上(約3900万円)
  • 定期預金: 1,000,000リンギット以上(約2600万円)
  • 必要な月収: 40,000リンギット以上(約104万円

このうち、最初の2つは退職金やその他の金融資産を集めて条件を満たすことが出来る人もそれなりに多いと思いますが、最後の「月収」約104万円以上という条件は、特に年金生活者にとってはかなり厳しいでしょう。

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海外移住の際に必要な国内での手続き一覧

海外移住の際に日本でやるべき手続きは沢山ありますので、以下にまとめます。

  • 行政関連
    • 住民票を抜く
    • 国民年金の任意加入手続き(任意、フリーランスのみ)
    • 国民健康保険脱退手続き(フリーランスのみ)
    • 郵便物の転送手続き
    • 国外運転免許証の取得
  • 金融関連
    • 銀行口座の解約、あるいは住所変更、その他手続き
    • クレジットカードの解約、あるいは住所変更
    • 証券口座の解約、あるいは海外転出の連絡・手続き
    • 小規模企業共済の廃業、あるいは減額手続き
    • 保険の海外転出の手続き
  • サービス関連
    • 携帯電話の解約、あるいは最安プランへ変更
    • 水道、ガス、電気、インターネットの解約
    • NHK、その他不要なサービスの解約
  • 法人関連(法人取締役のみ)
    • 登記情報の変更
    • 税理士への連絡・相談
  • 海外移住後はやりづらくなる事をやる
    • 銀行口座の新規作成
    • クレジットカードの新規作成
    • 生命保険・医療保険への加入

次に、各手続きを詳細に説明します。

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